「やりたい仕事がない」「経験がない」——それでも転職できる？
こんにちは！キャリアアドバイザーの中山です。
「そろそろ正社員として安定した働き方をしたい。
でも、特別なスキルもキャリアもない自分に、
できる仕事なんてあるのかな……」
そんなふうに感じていませんか？
20～30代の中途転職者のなかには、
「未経験だから無理かも」と不安を抱えて、
最初の一歩を踏み出せずにいる方がたくさんいます。
実際、求人情報を見ると
「経験者優遇」「即戦力募集」といった言葉が並び、
尻込みしてしまうこともありますよね。
でも大丈夫。
未経験でも中途採用で“やりたい仕事”に就くことは、十分に可能です。
このコラムでは、未経験からの転職を成功させるための考え方や進め方、
職種の選び方、リアルな体験談まで、まるっと解説していきます。
「今の自分でも大丈夫かも」と思えるヒントを、きっと見つけられるはずです。
目次
1. 未経験でも中途転職できる？企業が求める“本当の条件”とは
2. 中途未経験でも“自分に合った仕事”を見つける方法とは？
3. 中途未経験で不利にならないために企業が見るポイントとは？
4. 中途未経験OKの仕事って？狙い目の業界・職種を紹介！
5. 転職成功のカギは準備にあり！中途×未経験者がやるべき5つのこと
6. 中途×未経験でも採用される人の共通点とは？
7. 中途×未経験からやりたい仕事に就いた人の体験談
8. 迷ったら行動を。未経験転職の一歩を踏み出そう
1. 未経験でも中途転職できる？企業が求める“本当の条件”とは
「未経験OK」と書かれた求人を見かけても、どこか不安を感じてしまう──。
「本当に自分でもできるのか？」
「実は裏でスキルを求められるのでは？」
と疑いたくなる気持ち、よくわかります。
でも実際、多くの企業が“本当に未経験者”を採用しています。
ではなぜ、そんな採用が成り立つのでしょうか？
経験よりも「意欲」と「ポテンシャル」
企業が未経験者を受け入れる背景には、次のような理由があります。
- ・人手不足・若手の育成ニーズ：とくにIT・サービス業・製造業などでは慢性的に人材が不足しており、育成前提での採用が活発です。
- ・経験者にこだわらないポジションがある：事務・営業・カスタマーサポートなどは、経験よりも人柄や対人スキルが重視されることが多いです。
- ・「意欲が高い未経験者」こそ将来性がある：習得意欲が高い人は吸収も早く、柔軟な考え方で新しい環境にもなじみやすいと評価されやすいです。
つまり、「これから頑張ろうとする人材」に期待をかけている企業は、
思っている以上に多いのです。
求められる最低限の姿勢とは？
とはいえ、何の準備もなく未経験OK求人に応募するのはNGです。
企業がチェックしているのは、以下のような点です。
- ・なぜその業界・職種を選んだのか明確に説明できるか
- ・未経験なりに勉強・準備していることがあるか（例：資格、本、動画など）
- ・これまでの経験を活かしてどう貢献できるかを語れるか
「ゼロから」ではなく、「これから伸びる土台がある人」として見られている、
と捉えましょう。
中途で未経験だと年齢は不利？
中途の未経験転職で気になるのが「年齢」の壁。
しかし、20代〜30代前半であれば、実際の転職市場ではまだまだポテンシャル枠として見られる年齢です。
たとえば：
- ・20代後半：これから長く働いてもらえる前提で採用されやすい
- ・30代前半：マネジメント候補として育成前提の採用も視野に入る
30代後半以降になるとややハードルが上がる傾向にありますが、
「前職での実績×新しい業界への熱意」を伝えられれば、チャンスは十分あります。
2. 中途未経験でも“自分に合った仕事”を見つける方法とは？
「せっかく転職するなら、長く続けられる仕事を見つけたい」
そう考えるのは当然のこと。
でも、未経験からの転職では
「自分に何が向いているのか分からない」
という壁にぶつかる人も多いのが実情です。
ここでは、“やりたい仕事”や“向いている職種”を見つけるための
具体的なステップをご紹介します。
自己分析は“経験ベース”で考える
自己分析というと難しく感じるかもしれませんが、
まずはこれまでの仕事や生活の中で「得意だったこと」「好きだったこと」を振り返る
のが近道です。
たとえば、こんな視点から見直してみましょう：
- ・どんな作業をしているときに時間を忘れる？
- ・これまで周りに褒められたことは？
- ・苦にならずに続けられた仕事は？
たとえば「接客が得意だった」なら、
カスタマーサポートや法人営業に向いているかもしれませんし、
「一人で黙々と作業するのが得意」なら、データ入力やITエンジニアなどが合う可能性もあります。
向いている仕事＝“強みが活かせる仕事”
未経験OKの求人の中でも、「あなたの強みが活かせる職種」かどうかを見極めることが重要です。
- ・コミュニケーション力がある人 → 営業・人材・販売・カスタマーサポート
- ・コツコツ型・慎重派の人 → 事務・データ入力・品質管理
- ・テクノロジーへの興味がある人 → ITエンジニア・Web制作・テスター
- ・体を動かすのが好きな人 → 倉庫作業・施工管理・設備保守
「未経験OK」とはいえ、適性を無視して飛び込むとミスマッチになるリスクも。
だからこそ、自分に合った仕事を冷静に見極める視点が大切なんです。
やりたい仕事の見つけ方は“情報収集”と“プロの視点”が鍵
「興味はあるけど、実際どんな仕事か分からない」という人は、
求人情報だけでなく、職種別の仕事内容・働き方のリアルを調べることも重要です。
さらに、自分一人では判断が難しい場合は、
転職エージェントを活用してプロの意見を聞くのもおすすめ。
自分では気づかなかった可能性や、
業界動向に基づいた職種提案をしてくれることもあります。
やりたい仕事が見つからない人は、未経験から挑戦しやすい職種を一覧で見てみるのもおすすめです。
未経験 転職で『やってよかった』おすすめ職種5選｜成功事例＆選び方のコツ
🔹 「向いている仕事がわからない…」そんな方こそ、プロに相談してみませんか？
一人で抱え込まず、キャリアの可能性を広げる第一歩を。
3. 中途未経験で不利にならないために企業が見るポイントとは？
「未経験だけど大丈夫かな…」
中途採用においてこの不安はつきものです。
実際、経験者が有利に見える場面もありますが、
“未経験だからこそ評価される部分”も確実にあります。
実際、厚生労働省の労働経済白書によると、中途採用のニーズは年々高まっており、
未経験人材への門戸も広がっていることが分かります。
この章では、企業が未経験者に対してどこを見ているのか、
どうすれば“採用されやすい人材”になれるのかを解説します。
未経験OKの求人に求められているのは「伸びしろ」
未経験者を採用する企業の多くは、
即戦力ではなく「育成前提」での採用を行っています。
つまり、経験の有無よりも
「この人は成長してくれそうか」
「長く活躍してくれそうか」
が判断基準になるということです。
そのため、企業が重視するのは：
- ・学ぶ姿勢があるか
- ・仕事への熱意・目的意識があるか
- ・これまでの経験をどう活かそうとしているか
実際、「ポテンシャル採用」という言葉があるように、
未経験でも“今後の可能性”を感じられれば選ばれることは十分にあります。
「職種は未経験」でも“社会人経験”は強みになる
「社会人としての経験」は、実は多くの企業で評価されるポイントです。
たとえば、次のようなビジネススキルは多くの職種で重宝されます：
- ・敬語やビジネスマナー
- ・報連相（報告・連絡・相談）の習慣
- ・タイムマネジメント
- ・チームでの協働経験
これらは新卒にはない“中途ならではの強み”です。
たとえ異業種出身でも、こうした基礎がしっかりしていれば
「安心して育成できる人材」として受け入れられやすくなります。
成功する未経験者の共通点とは？
企業が「この人を育てたい」と感じる未経験者には、いくつか共通する特徴があります：
- ・やりたい理由が明確：「なぜこの職種・業界に挑戦したいのか」がしっかり言語化されている
- ・行動力がある：学習や準備をすでに始めている（資格取得、独学、ポートフォリオ作成など）
- ・前職の経験を活かそうとしている：「過去の仕事で得た力を、転職後にどう活かせるか」を説明できる
つまり、「未経験でも、本気でこの仕事がしたいんだ」と伝えることが何より重要なんです。
🔹 未経験からの挑戦は、伝え方次第で大きく変わります。
「自分の強みが分からない」
「どう伝えればいいか迷う」
そんな方は、エージェントの力を借りてみましょう！
4. 中途未経験OKの仕事って？狙い目の業界・職種を紹介！
「未経験OK」と書かれていても、
実際にどんな仕事なのか分からないと不安になりますよね。
この章では、中途・未経験からでも挑戦しやすく、
かつ今後のキャリアにもつながる“狙い目の業界・職種”を紹介します。
IT・Web業界｜スキルを積みやすく将来性も◎
未経験からのチャレンジが増えている分野のひとつがIT・Web業界です。
特に人材不足が続いており、ポテンシャル重視の採用が積極的に行われています。
- ・ヘルプデスク／テクニカルサポート
→ パソコンやシステムの使い方を電話・チャットで案内する仕事。IT知識が自然と身につきます。 - ・IT事務／Webディレクターアシスタント
→ Excelや簡単なツール操作を使ったサポート業務。未経験から入りやすく、キャリアの広がりもあり。 - ・プログラマー・エンジニア（研修あり）
→ 「未経験歓迎・育成前提」の求人も多く、スクール通いながら働く人も増加中。
スキル次第で年収アップやフリーランス独立も狙えるため、
将来的な自由度も高いのが魅力です。
こちらのコラムでは未経験からIT 業界へ転職する為の成功のコツなどをご紹介しています！
気になる方はチェックしてみてくださいね！
IT未経験からの転職はエージェント活用がカギ｜20代・30代に強いおすすめ5選と成功のコツ
営業職｜成果が評価されやすく未経験者の登竜門
「人と話すのが好き」「目標に向かって頑張るのが得意」な人に
おすすめなのが営業職。
多くの企業で未経験OKの求人が出ています。
- ・法人営業、個人営業、インサイドセールスなど種類も豊富
- ・成果が目に見えやすく、昇進・昇給しやすい
- ・経営者とのやり取りやプレゼン力など、汎用スキルが身につく
また、営業を経験しておくと、将来的に企画職やマーケティング職など
他職種へのステップアップもしやすくなります。
製造・物流系｜安定志向の人におすすめ
「黙々と作業するのが得意」「安定して働きたい」
という方に向いているのが製造業・物流業界です。
- ・工場オペレーター、軽作業、倉庫管理などは未経験から始めやすい
- ・マニュアル化されている作業も多く、最初の転職先として安心感あり
- ・夜勤や交代制など条件を選べば、高収入も可能
体力仕事が多い印象がありますが、
最近は自動化・IT化が進んでいる職場も増えており、
働きやすさが改善されています。
介護・福祉・保育業界｜社会貢献性が高く、ニーズが安定
「人の役に立つ仕事がしたい」という気持ちがある方に支持されているのが、
介護・福祉・保育系の仕事です。
- ・資格取得支援制度あり、未経験からスキルアップがしやすい
- ・離職率改善や待遇向上に力を入れている施設も増加中
- ・「ありがとう」が直接もらえるやりがいのある仕事
この業界は、景気の影響を受けにくく、長期的に働きやすい点も魅力です。
未経験歓迎の業界でも、**特におすすめしやすい職種はあります。
**詳しくはこちらのコラムで紹介しています。
フリーターから正社員へ！未経験OKのおすすめ職種＆就職成功のポイント
🔹 自分に合う仕事を、未経験から探すのはひとりでは大変です。
「どの仕事が向いているのか分からない…」という方は、プロと一緒に選びましょう！
5. 転職成功のカギは準備にあり！中途×未経験者がやるべき5つのこと
未経験からの転職で成功する人と、なかなか内定が取れない人――
この違いは「転職活動前の準備」で大きく分かれます。
特に中途採用の場合、企業は「育てる余裕がある会社」だけではありません。
だからこそ、“意欲”と“戦略”を見せる準備がとても重要です。
ここでは、未経験転職でやっておきたい5つのことをご紹介します。
① 自己分析で「何がしたいか」「何ができるか」を言語化する
未経験だからこそ、**「何をしたいのか」「なぜその仕事を選ぶのか」**を
明確に言語化する必要があります。
- ・なぜ今、その業界や職種に興味があるのか
- ・過去の経験の中で、転職先に活かせるものは何か
- ・どんな働き方・キャリアを目指しているか
この軸がないと、面接で「なんとなく志望しました」と思われてしまい、
不利になってしまいます。
② スキル習得を始める（基礎レベルでもOK）
未経験とはいえ、「何もしていません」では選ばれにくいのが実情。
まずは無料で学べるツールや資格からでもいいので、行動に移してみましょう。
- ・Progate や ドットインストール などの無料プログラミング学習サイトを活用する
- ・ITパスポート や 簿記3級（日本商工会議所） の勉強を始める
- ・未経験向け職種の研修付き求人や「育成前提採用」案件を探す（エージェントを活用すると見つかりやすい）
たとえ基礎の段階でも、
「もう始めている」「学ぶ姿勢がある」ことを企業に伝えられると、
書類選考や面接でも印象が大きく変わります。
「スキルを身につけたいけど自己投資が難しい」という人には、
ハローワークの職業訓練制度もおすすめ。
無料でPCスキルや事務、IT系の基礎知識を学べるコースも充実しています。
③ 職務経歴書のブラッシュアップ
未経験OKの求人であっても、職務経歴書の内容は非常に重視されます。
ポイントは、「これまでの経験をどう活かすか」を具体的に書くこと。
たとえば：
- ・飲食店スタッフ → 「マルチタスク対応力」や「業務改善経験」
- ・接客業 → 「顧客対応力」や「クレーム処理能力」
- ・事務職 → 「正確性」や「報連相の徹底」
自分では強みが見えにくい…という人は、
転職エージェントに添削してもらうのが一番早い方法です。
④ 業界・企業研究で“納得感”を高める
転職活動がうまくいかない原因のひとつが、「企業理解が浅い」こと。
情報収集をしっかりすることで、志望動機に説得力が生まれます。
- ・気になる業界の将来性・動向を調べる
- ・企業のWebサイト・SNS・口コミをチェック
- ・競合企業との違いも把握しておく
企業側は「うちを本気で志望しているか？」を見ています。
情報量＝熱意と見られる場面も多いです。
⑤ 転職エージェントを活用して「プロの視点」を得る
ひとりで転職活動をすると、どうしても視野が狭くなりがちです。
「そもそも自分に合う求人が分からない」「選考に通らない」
――そんなときは、プロの力を借りるのが正解。
- ・自己分析やキャリア相談にのってくれる
- ・あなたの強みを活かした求人を紹介してくれる
- ・職務経歴書や面接対策のサポートも万全
特に「未経験歓迎求人」に強いエージェントなら、
選考通過率をグッと上げることも可能です。
🔸 「何から始めればいいか分からない…」という方へ
準備の段階から一緒に進めるサポートが受けられます。
転職成功の近道を一緒に探しましょう！
こちらのコラムでは転職エージェントを使うメリットをご紹介しています。
フリーターが転職エージェントを使うべき理由｜メリットや活用方法を解説！
6. 中途×未経験でも採用される人の共通点とは？
「経験者優遇」「実務スキル必須」――
そんな求人が多い中で、なぜ未経験でも採用される人がいるのか？
実は、採用担当者が「この人なら成長してくれそう」と感じる“共通点”があるんです。
ここでは、未経験×中途でも企業が「ぜひ採りたい」と思う人の特徴を
具体的にご紹介します。
① 素直さ・学ぶ姿勢がある
どんな業界・職種であれ、**「未経験＝育成対象」**です。
そのため企業は、
「この人は吸収が早そうか？」「前向きに学んでくれるか？」
を重視します。
たとえば：
- ・面接で過去の失敗を素直に語れる
- ・「こういう改善をした」と前向きな経験を話せる
- ・「現在○○を勉強中です」と自発的に学び、成果物や記録を残している（SNS発信・ポートフォリオ作成など）
知識やスキルの有無よりも、“伸びしろ”があるかどうかがカギなんです。
② 過去の経験を具体的に語れる
未経験でもOKな求人では、「これまでどんな働き方をしてきたか」を丁寧に見られます。
たとえば飲食業でも、ただ「接客をしていました」では弱い印象。
以下のように**“再現性のある行動”として伝えると説得力が増します**。
- ・クレーム対応で相手の要望を冷静に整理し、満足度を高めた経験
- ・忙しい時間帯の中で業務を整理し、チーム内の連携を改善した実績
こうした話ができる人は、
「未経験でも現場で力を発揮してくれそう」と思ってもらいやすいです。
③ “転職理由”と“志望動機”に一貫性がある
意外と見落とされがちなのが、「転職理由と志望動機のズレ」。
- ・なぜその業界・職種に挑戦しようと思ったのか？
- ・その理由が、自分の過去や価値観とどうつながっているか？
ここに一貫性があると、
「うちで長く働いてくれそうだな」という安心感を与えることができます。
逆に志望動機が薄いと、
「とりあえず転職したいだけかな…」と不信感をもたれがちです。
④ コミュニケーション力がある（＝現場で信頼されそう）
技術職・事務職・営業職――どんな職種でも必要とされるのが、
**“人と協働する力”**です。
- ・話の聞き方・伝え方が丁寧
- ・面接官の質問意図をくみ取りながら会話できる
- ・チームで働くイメージを持てる
企業は、「この人が職場に来たらうまく馴染めそうか？」という視点でも見ています。
スキル以上に、“人間関係を築けそうな人かどうか”も評価されるポイントです。
⑤ 現実を見たうえで「覚悟」がある
最後に、採用担当者が口をそろえて言うのがこれ。
「未経験で飛び込むなら、それなりの覚悟が必要。
甘くはないからこそ、そこを分かっているかが重要」という声です。
具体的には：
- ・勉強や研修に時間がかかることを理解している
- ・はじめは地味な作業や雑務もあると分かっている
- ・給与やポジションより、まずはスキルを身につけたいと思っている
こうした“リアルな視点”を持っている人は、
選考で信頼されやすく、内定率も高くなります。
🔸 「私にもできるかも」と思えたら、まずは第一歩を踏み出してみませんか？
不安や迷いを整理するところから、転職ははじまります。
7. 中途×未経験からやりたい仕事に就いた人の体験談
「本当に未経験から転職できるの？」
そう思うのは当然です。
だからこそ、実際に一歩踏み出した人たちの声は、何よりの励みになります。
ここでは、中途×未経験から転職に成功した3名のリアルな体験談をご紹介します。
自分の状況と重なる部分があれば、ぜひヒントにしてみてください。
■ Case1：飲食業からITエンジニアへ（28歳・男性）
Before：飲食業（正社員・ホール責任者）
After：IT企業の開発サポート職（ヘルプデスク→SEへ昇格）
転職のきっかけ
コロナの影響で勤務時間が減り、「将来が見えない」と不安に。
安定していてスキルが身につく業界を探してITに興味を持ちました。
不安だったこと
PCも詳しくなかったし、プログラミングもまったくの未経験。
正直「ムリかも…」と思ってました。
やったこと
転職エージェントに相談しながら、ProgateとYouTubeで基礎から勉強。
履歴書の添削もお願いして、飲食でのリーダー経験を強みにアピールしました。
結果
未経験歓迎のIT企業に内定。
最初はヘルプデスク業務でしたが、入社半年で社内SEとして開発業務にチャレンジ中です！
■ Case2：営業職から人事アシスタントへ（32歳・女性）
Before：人材系の営業（派遣）
After：ベンチャー企業の人事部アシスタント（正社員）
転職のきっかけ
結婚を機に「土日休み＋安定した働き方がしたい」と考えるように。
人に関わる仕事が好きだったので、事務＋人事に興味を持ちました。
不安だったこと
事務経験もなければ、年齢的にも未経験OKの求人が少ないと感じていました。
やったこと
エージェントと話す中で、
「営業時代のヒアリング力」や「日報・Excelの業務」が
人事でも活かせると気づけたのが大きかったです。
結果
未経験転職では、まず契約社員からスタートし、
半年〜1年で正社員登用されるケースも少なくありません。
最初は契約社員としての入社でしたが、半年後には正社員登用されました。
いまは面接対応や研修サポートまで任せてもらっています！
■ Case3：工場勤務からWebマーケティング職へ（26歳・男性）
Before：製造業（夜勤あり）
After：Web系企業のマーケティングアシスタント（正社員）
転職のきっかけ
単調な作業の繰り返しに将来性を感じず、
「自分で考えて動ける仕事がしたい」と思ったのが最初です。
不安だったこと
ネットで調べると「マーケは未経験だと厳しい」とよく書かれていて、
かなりビビってました。
やったこと
SNS運用やブログ投稿を趣味で始めて、
分析ツール（Googleアナリティクス）の基礎を勉強。
ポートフォリオ代わりに成果をまとめて提出しました。
結果
「自分で実践している姿勢が良い」と評価され、希望通りのマーケ職に。
現在は広告運用のチームで働いています！
＼あなたの「やってみたい」をあきらめないで／
未経験でも転職に成功した人は、「行動を始めた」ことが共通点です。
どんな業界でも、はじめの一歩は誰でも不安。
でも、そこを乗り越えた先に新しいキャリアが開けます。
自分の時間を大切にできる働き方へ転職したいという声も多く、
ホワイト企業を狙った体験談もあります。
詳しくはこちらのコラムで紹介しているので是非読んでみてください。
9時～17時の正社員に転職したい人へ｜20～30代のホワイト転職完全ガイド
🔸 「私も変われるかも」と思えたら、まずは一度話をしてみませんか？
あなたの不安や悩みに、プロが寄り添ってサポートします。
8. 迷ったら行動を。未経験転職の一歩を踏み出そう
「未経験だから不安」
「どう動けばいいか分からない」
そう思って立ち止まってしまう気持ち、よく分かります。
でも、その“迷っている時間”がいちばんもったいないかもしれません。
実際に転職に成功した人たちの多くは、
最初から完璧なスキルを持っていたわけではありません。
「行動を始めた」ことが、未来を変えるきっかけになっています。
自分だけで抱え込まなくていい
キャリアに正解はありません。
未経験からの転職には、不安や迷いがつきもの。
でも、だからこそ「ひとりで決めようとしないこと」が大切です。
自分の強みや適性、どんな選択肢があるのかは、
転職のプロと話すことでクリアになることが多いです。
一度話してみるだけでも、方向性が見えてくることがあります。
「やりたい」を実現するために、今日できること
「未経験でチャレンジしたい」
その気持ちが少しでもあるなら、今日、何か小さな一歩を踏み出してみましょう。
- ・転職サイトで求人を眺めてみる
- ・興味ある業界について調べてみる
- ・転職エージェントに話を聞いてみる
何かを始めてみれば、不安が“行動”に変わります。
＼その一歩が、未来を変えるかもしれない／
あなたの「やってみたい」は、ちゃんとカタチにできます。
転職は、人生のターニングポイント。
だからこそ、今の不安や迷いを、一緒に整理していきましょう。
🔸 未経験転職、どこから始めればいいか分からない…そんな方こそご相談ください！
自分の可能性を、見つけるところから始めてみませんか？
一歩を踏み出した人から、未来が動き出しています。
執筆者プロフィール
中山 太雅
株式会社リオルサ キャリアアドバイザー
外食チェーンの人事採用経験を活かし、2022年から株式会社リオルサでキャリアアドバイザーとして転職支援に従事。年間約500名の求職者と面談し、転職サポートを行っています。
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