「まだ転職するか分からないけど…」そんな今こそ、相談してみる価値がある
こんにちは!キャリアアドバイザーの中山です。
「転職エージェントって、本当に必要?」
「まだ転職すると決めたわけじゃないけど、相談してもいいのかな…」
そんなふうに迷っている20代の方は、実は少なくありません。
特に、正社員経験がない・社会人経験が浅いといった未経験層や第二新卒の方にとって、転職エージェントの存在は「ハードルが高い」と感じられることもあるでしょう。
でも――結論から言うと、「何となくモヤモヤしている」今こそ、転職エージェントを使うべきタイミングです。
転職エージェントは、内定がゴールではありません。
相談者の“キャリアの整理”や“強みの発見”を通して、「納得できる選択」を支援するのが本来の役割。
だからこそ、まだ方向性が定まっていない20代にとってこそ、価値のある存在なんです。この記事では、未経験・第二新卒など20代の方が「転職エージェントを使うべき理由」を5つの視点から具体的にご紹介します。
さらに、ありがちな誤解やリアルな相談事例もあわせて紹介することで、「一度話を聞いてみようかな」と思えるきっかけになれば幸いです。
目次
1. 転職エージェントは「迷ってる段階」から使える|おすすめの活用タイミングとは?
2. 【メリット①】自分では気づけない強みを発見|20代におすすめの質問力サポートとは?
3. 【メリット②】未経験でも応募できる求人が多数|20代におすすめの選択肢が広がる理由
4. 【メリット③】「そんな道もあったんだ」|視野が広がる20代の転職支援
5. 【メリット④】志望動機・履歴書が見違える!転職成功率が上がるサポート内容
6. 【メリット⑤】「転職に自信がない人」におすすめ|話すことで迷いが整理できる理由
7. 転職エージェントの誤解と対策|安心して使うためのおすすめ活用法
8. 【相談体験談】「相談だけでも価値があった」|20代が語るリアルな活用エピソード
9. まとめ|未経験20代は「相談すること」からキャリアが動き出す
若手転職のススメとは?
1. 転職エージェントは「迷ってる段階」から使える|おすすめの活用タイミングとは?
「まだ転職するか分からない…」という人にこそ、転職エージェントの相談はおすすめです。
実は「迷っている段階」から使うことで、転職の方向性がクリアになる人も多いのです。
「転職エージェントって、もう転職する覚悟が決まった人が使うものじゃないの?」
そんなふうに思っている方も多いかもしれません。
でも実際は、「まだ迷っている段階」の相談こそ、エージェントの真価が発揮されるタイミング。
なぜなら、転職の意思が固まる前だからこそ、選択肢をフラットに見直せる余地があり、キャリア全体を俯瞰して整理できるからです。
エージェントとの初回面談では、「どんな業界に進むか」や「どの職種が合っているか」といったこと以前に、
・これまでの経験の棚卸し
・自分の強みや価値観の整理
・現職に残るメリットとデメリットの確認
といった、**“今後のキャリアを考える土台”**を整えることができます。
求人紹介よりも、“キャリアの棚卸し”こそ最初の価値
実は、初回面談で「やっぱり今は転職しない方がいい」となるケースも少なくありません。
それでもエージェントは嫌な顔ひとつせず、「ご相談ありがとうございました」と送り出してくれるものです。
「無理に求人を勧められるのでは?」と不安になるかもしれませんが、優良なエージェントほど、「紹介よりも納得の決断」を重視しています。
“転職する”以外の選択肢も見つかるかもしれない
たとえば、実際にあった例では――
新卒1年目で「職場がしんどいから辞めたい」と相談に来た方が、
エージェントとの対話を通じて「実は人間関係ではなく仕事の進め方に課題があった」と気づき、
現職での改善を試みる決断をしたケースもあります。
転職エージェントは「転職を決断させる場所」ではなく、
**「納得できる答えを一緒に見つける場所」**として使うのが正解です。
「転職って、何から始めればいいの?」と感じている方は、まずこちらのガイドを参考にしてください。20代の転職の全体像がつかめます。
【保存版】20代の転職は“今”がチャンス!後悔しない選び方と成功のコツ
2. 【メリット①】自分では気づけない強みを発見|20代におすすめの質問力サポートとは?
自己分析の壁:「ひとりでやると、何が正解かわからない」
自己分析は、転職活動の土台。
でも、未経験や第二新卒の方にとっては、そもそも「振り返るような実績がない」と感じて、つまずきがちです。
ネットのテンプレや自己分析ツールを使っても、「これって意味あるのかな?」と途中で止まってしまう人も多いでしょう。
特に20代の場合、学生時代の経験やアルバイト歴しかなかったりすると、「どこをアピールすればいいのか分からない」と悩むのは当然です。
プロの質問が、眠っていた“強み”を引き出す
そこで役立つのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーの存在です。
彼らは、何百・何千人という20代の相談を受けてきた“質問のプロ”。
たとえばこんな風に、話を聞きながら強みを見つけ出してくれます:
・「学生時代の部活動やアルバイトで、どんな役割をしていましたか?」
・「その中で工夫したこと、褒められたことってありますか?」
・「職場や友人から、よく言われるあなたの特徴は?」
こうした質問を通じて、自分では気づけなかった“強みの種”が言語化されることがよくあります。
それがそのまま志望動機や自己PRの土台にもなっていきます。
一緒に“キャリアの軸”を整理できる
もうひとつ大きいのは、一緒に考えてくれる人がいるという安心感。
ひとりでは曖昧だった「どんな仕事をしたいのか」「どんな働き方を大事にしたいか」といった価値観が、アドバイザーとの対話を通して、はっきりしてきます。
キャリアの軸が整理されることで、求人選びのミスマッチも減り、結果として転職活動の成功率が上がるのです。
3. 【メリット②】未経験でも応募できる求人が多数|20代におすすめの選択肢が広がる理由
自分で探すと、「応募できそうな求人が少ない…」
「求人サイトを見ても、経験者向けばかりで自分に合う仕事が見つからない」
未経験からの転職で、こんなふうに感じたことはありませんか?
実際、転職サイトで検索すると「経験必須」「即戦力採用」といった条件が並び、「自分にできそうな仕事がない」と落ち込んでしまう人は多いもの。
「未経験OK」と書かれている求人でも、
・給与が極端に低い
・労働条件が不透明
・明らかに人手不足感がある
といった“ブラック求人予備軍”が混ざっているケースもあるため、応募に躊躇してしまうのも、当然です。
特に20代は職歴が浅いため、「どんな仕事が自分に合っているか」すらイメージしにくく、選択肢がないように感じてしまいがちです。
エージェントは“ポテンシャル採用”を前提に紹介してくれる
そんな時に力になるのが、転職エージェントの存在です。
エージェントでは、企業の「ポテンシャル採用枠」や「若手育成枠」の求人情報を多く保有しています。
これらの求人は、単なる“未経験OK”ではなく、
「20代の吸収力や柔軟性」に期待して、ゼロから育てる前提で採用する企業のもの。
「この人なら伸びる」「この会社の社風に合いそう」といったマッチングの視点で紹介してもらえるのが大きな特徴です。
さらに、エージェントが事前に企業とやり取りしているため、
・どんなスキルがあれば活躍できるか
・どんな上司がいるのか
・入社後にミスマッチが起きやすい点は何か
といった、求人票には載っていない“現場のリアル”も教えてもらえるのが強みです。
「未経験OK=ブラック」とは限らない。安心できる求人が見つかる理由
よくある誤解のひとつが、「未経験歓迎の求人=ブラック企業なのでは?」という不安。
もちろん、そうした企業がゼロとは言えませんが、エージェント経由なら安心材料があります。
信頼できる転職エージェントでは、以下のような基準で紹介企業を選定しています:
・長期的な育成体制があるか
・残業時間や有休取得率が極端に低くないか
・離職率が異常に高くないか
・エージェント経由の入社実績があるか
つまり、「未経験歓迎=教育体制が整っている優良企業」というケースも多くあるということ。
エージェントは利用者の定着率や満足度も重視するため、紹介する求人にも一定のクオリティが保たれているのです。
「正社員経験がないけど大丈夫?」と不安な方は、こちらのガイドで全体像をつかむのもおすすめです。
フリーター転職完全ガイド|未経験から正社員になるためのステップと成功のコツ
自分だけではたどり着けない“現実的な道”が見えてくる
求人検索だけに頼っていたら出会えなかったような仕事でも、
エージェントを通じて「あなたのキャリアに合う選択肢」として見えてくる。
これが、未経験からの転職でエージェントを活用する最大のメリットと言えるでしょう。
「やりたいことは分からない。でも、ちゃんと働いて自立したい」
そんなシンプルな思いでも、“今の自分”にできる現実的な一歩が必ずあります。
4. 【メリット③】「そんな道もあったんだ」|視野が広がる20代の転職支援とは?
自分で決めた進路が、必ずしも“正解”とは限らない
転職活動を始めると、つい「自分でちゃんと考えなきゃ」と思い込んでしまいがちです。
でも実は、自分ひとりで考える進路が“最善”とは限らないのです。
特に20代の場合、社会人経験が浅く、業界や職種についての知識がまだ十分とは言えません。
「とりあえず知ってる業界」や「イメージしやすい職種」に絞って探してしまい、本来の可能性を狭めてしまうことも多くあります。
たとえば、以下のような例がよくあります:
・「営業職はキツそうだから避けてたけど、“人と話すのが得意”な自分には向いていると言われて驚いた」
・「事務職に憧れていたけど、実はITサポートの方がスキルも身につくし、やりがいがありそうだった」
これは、エージェントが第三者としての視点で「あなたの強み」や「伸びる分野」を見抜いてくれるからこそ得られる気づきです。
「そんな道もあるのか」と視野が広がる体験談
実際に、「自分では絶対に選ばなかった道に進んで、今ではすごく満足している」という声は多く聞かれます。
たとえば、大学卒業後にフリーターを続けていた20代の男性は、当初「事務職しか考えていなかった」と言います。
しかしエージェントとの面談で「人との調整が得意」「細かい作業を根気よくできる」などの特性を見抜かれ、物流業界のカスタマー対応職を紹介されました。
最初は不安だったものの、実際に働いてみると「毎日いろんな人とやり取りしながら、感謝される実感がある」と、転職後1年でチームリーダーに昇格。
「あのとき相談しなかったら、この仕事には出会えてなかった」と語ってくれました。
エージェントを通じた出会いが、新たな自分の可能性を引き出すきっかけになるのです。
特に20代は「思い込み」で可能性を閉ざしやすい
20代は、社会人としての土台を作る大切な時期。
だからこそ、「失敗したくない」という気持ちが強くなり、無意識のうちにリスクを避けてしまう傾向があります。
・「どうせ自分には無理」
・「あの業界は難しそう」
・「この仕事なら無難だろう」
こうした思い込みに縛られたままでは、
本当は向いていた仕事や、やりがいを感じられる職場を見逃してしまうかもしれません。
だからこそ、自分の希望だけでなく、第三者からの客観的な視点を得ることが重要です。
プロのアドバイザーがいれば、「それ、実は向いてるかもしれませんよ」と背中を押してくれる場面もあるはずです。
5. 【メリット④】志望動機・履歴書が見違える!内定率が上がる転職エージェントの支援内容
自己流の志望動機や自己PRは、“ズレてる”ことが多い
履歴書や職務経歴書、志望動機……。
転職活動に欠かせないこれらの書類作成、実は多くの20代が“自己流”で取り組んでしまっています。
「ネットの例文を参考にしてみたけど、なんとなくしっくりこない」
「未経験だから書けることが少なくて、どうしても薄くなる」
そんな悩みを抱えながら、なんとなく“無難そう”な文章でまとめてしまっていませんか?
実際、エージェントに相談に来る方の多くが、
「そのままでは通過しづらい」志望動機や自己PRを書いてしまっているのが現状です。
特に未経験からの転職では、「なぜ異業種に挑戦したいのか」「前職で何を学んだのか」といったストーリー性が重視されます。
ところが、自己流だとこれが抜け落ちてしまい、「どこにでも当てはまるような内容」になってしまうのです。
アドバイザーは“企業ごとに刺さるポイント”を熟知している
ここで大きな力になるのが、転職エージェントのアドバイザー。
彼らは求人を出している企業と密にやり取りをしており、
**「この企業が何を重視しているのか」**を熟知しています。
たとえば
・A社は「協調性」よりも「自走力」を重視している
・B社は「長期的に働ける人」を採用したいと思っている
・C社は未経験でも「数字に強い=分析力・論理的思考がある方」が活躍できる
このように企業ごとの“刺さるポイント”を把握しているからこそ、
志望動機や自己PRを、企業ごとに適した内容へとブラッシュアップしてくれるのです。
書類添削や模擬面接で、「伝わる表現」にアップデート
さらに、転職エージェントでは以下のような具体的なサポートが受けられます。
・履歴書・職務経歴書の添削
・書類全体の構成や文章のチェック
・面接前の事前対策(模擬面接、質問想定など)
これらのサポートを通じて、**「自分では気づかなかった強み」や「伝え方の改善点」**が見えてくるのです。
たとえば、「人と話すのが好き」とだけ書いていた自己PRも、
アドバイザーのサポートを受ければ――
「アルバイトでお客様との雑談からリピーターを増やした経験」を具体的に盛り込んだPR文へと進化。
こうした“伝わる表現”に変えるだけで、書類選考の通過率がぐっと上がります。
「そもそも20代の転職ってどう進めればいいの?」と悩む方は、こちらのコラムもぜひチェックしてみてください。
20代転職の進め方ガイド|後悔しない選び方と成功するためのポイントを解説
面接が苦手でも、練習で“勝率”は上げられる
「緊張してうまく話せない」
「面接で何を聞かれるか分からなくて怖い」
そんな不安を持っている人にこそ、模擬面接は効果絶大です。
アドバイザーが本番さながらの雰囲気で質問を投げかけ、
終了後には的確なフィードバックをくれるため、面接の場数を踏んだような安心感が得られます。20代未経験でも、しっかり準備さえすればチャンスは十分。
その準備を一緒に進めてくれる存在がいることが、転職活動を心強く支えてくれます。
6. 【メリット⑤】「転職に自信がない人」におすすめ|話すことで迷いが整理できる理由
「転職する勇気が出ない」「自分に自信が持てない」――だからこそ、相談してほしい
転職エージェントを利用した人の中には、こんな声を寄せる人が少なくありません。
「転職する勇気が出なかったけど、話してみたら気持ちが楽になった」
「自分の経歴に自信がなくて動けなかった。でも、意外と選択肢があると知って驚いた」
実は、自信がないからこそ、転職エージェントに相談すべきなんです。
誰だって、はじめての転職は不安です。
正社員経験がなかったり、フリーターや派遣として働いていたりすれば、
「こんな自分でも採用してくれる会社があるのか?」と、つい弱気になってしまうのは当然です。
でも、エージェントとの面談では、そうした不安や迷いも“そのまま”話して大丈夫。
むしろ、自信のなさに向き合うことから、納得できるキャリアの第一歩が始まるのです。
「話すことで気づけたことがたくさんある」――対話の力が、気持ちを整えてくれる
転職エージェントの面談は、単なる求人紹介の場ではありません。
もっと根本的な、「自分はこれからどう生きたいのか」を考える対話の場でもあります。
キャリアアドバイザーは、相談者の話にじっくり耳を傾け、
必要に応じて問いかけをしてくれます。
・「なぜ今の仕事を辞めたいと思ったんですか?」
・「これまでの経験で、どんな時にやりがいを感じましたか?」
・「理想の働き方って、どんなイメージですか?」
こうした問いに答えていく中で、自分でも気づいていなかった想いや価値観が浮かび上がってくることがあります。
そしてその結果、「まだ転職しなくていいと気づいた」「やっぱり挑戦してみたいと思えた」など、
どんな結論であっても、“納得したうえでの決断”ができるようになるのです。
「転職してもしなくても、話してよかった」――多くの20代がそう語る理由
実際、「相談してよかった」と感じる人は、転職を決めた人だけではありません。
むしろ、「相談した結果、今は現職にとどまると決めた」という方もたくさんいます。
たとえばある女性は、長時間労働がつらくて辞めようとしていましたが、
アドバイザーとの対話の中で「異動の希望を出す」という選択肢を見つけ、
部署を変えたことで状況が一変。転職せずに働き続ける道を選びました。
その方が後日、こう語っています。
「転職という選択肢を真剣に考えたからこそ、今の職場でもう一度がんばろうと思えた。話すだけでも意味があると感じました。」
転職する・しないにかかわらず、
自分のキャリアに向き合う時間そのものが、大きな意味を持つのです。
そしてその時間を、孤独な作業ではなく、信頼できるプロと一緒に“迷いを整理する時間”を持てること。
それが、転職エージェントという存在の、もっとも価値ある部分かもしれません。
7. 転職エージェントの誤解と対策|安心して使うための活用ポイントとは?
「しつこく連絡がくるのでは?」→実際は“希望に合わせて調整可能”
転職エージェントに対する不安の中で、もっとも多いのが「しつこく電話やメールが来そう」という声。
確かに、こまめに連絡を取るエージェントもありますが、実際は連絡頻度や方法は相談者側で調整可能です。
たとえば――
・「平日の夜だけ連絡してほしい」
・「LINEやメールでの連絡にしてほしい」
・「求人紹介は今月はストップしたい」
こうした希望を伝えれば、柔軟に対応してくれるエージェントがほとんど。
むしろ、相談者の負担にならないように配慮してくれるケースが増えています。
利用者の声
「LINE中心のやりとりにしてもらったら、自分のペースで転職活動ができてラクだった」(23歳/販売職)
「ブラック企業ばかり紹介されそう」→紹介前に“厳選チェック”されている
「未経験OKって、裏を返せば人がすぐ辞めるブラック企業では?」
そんな疑念を持つ方もいるかもしれませんが、信頼できるエージェントでは紹介する求人に厳しいチェック基準を設けています。
たとえば、
・離職率や定着率の確認
・労働時間や休日制度のチェック
・エージェント経由の入社後フォローの実績
これらを基に、「長く働ける可能性のある企業かどうか」を重視して紹介しているのです。
利用者の声
「前の職場が激務だったので不安だったけど、アドバイザーが“働きやすさ重視”の求人だけ紹介してくれて安心できた」(25歳/元飲食)
「断ったら気まずいのでは?」→むしろ断って当たり前
紹介された求人に対して「ちょっと違うかも…」と思ったとき、「断ったら悪いかな」と遠慮してしまう方もいます。
でも、エージェントの立場からすれば、「断る」ことは想定済み。
実は、自分の希望をはっきり伝えることで、次回以降のマッチング精度が高まるのです。
また、合わない求人に無理に応募させるようなエージェントは避けたほうがよく、“断れる雰囲気”があるかどうかが、良いエージェント選びの基準のひとつです。
利用者の声
「紹介された中に合わない求人があったけど、正直に伝えたら“分かりました、また探しますね”ってサラッとしていて安心した」(24歳/営業志望)
転職エージェントのメリット・デメリットをもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
転職エージェントおすすめはどこ?20代未経験の“後悔しない選び方”完全ガイド
8. 【相談体験談】「相談だけでも価値があった」|20代が語るリアルな転職エージェント活用法
「転職活動を始めたくて相談した」
「とりあえず話を聞いてみたかっただけ」
「やっぱり今は動かないと決めた」
どんな理由でも、転職エージェントとの面談は、キャリアに向き合う貴重な時間になります。
ここでは、実際に「相談してよかった」と語る3人のエピソードをご紹介します。
(※内容は一部編集・再構成しています)
【case1】相談→一時保留「今は転職しない。でも、それでいいと思えた」
Yさん(24歳/サービス業)
新卒で接客業に就職したものの、長時間労働と人間関係のストレスから転職を検討。
ただ、「辞めたいけど、次が決まるか不安」と二の足を踏みながら、思い切ってエージェントに相談しました。
面談では、
・現職の良い点・悪い点を整理
・本当にやりたい働き方のイメージを言語化
・「今は転職のタイミングではない」と気づいた
結果的に、転職活動は一旦ストップ。
「転職しない」という選択に納得できたことで、現職の中で異動願いを出すという行動に踏み出せました。
Yさんの感想
「話してみたら、自分が何に不満を感じていたのかが明確になってスッキリした。今は動かなくていいんだ、と気づけたことに感謝してます。」
【case2】相談→転職を決意「“やってみたい”が本音だと気づけた」
Iさん(26歳/フリーター)
大学卒業後、アルバイト生活を続けていたIさん。
「そろそろ正社員として働きたい」という漠然とした思いから、エージェントに登録。
当初は「自分にできる仕事なんてあるのかな」と不安でいっぱいだったそうです。
面談を通じて、
・学生時代の経験や得意なことを一緒に棚卸し
・「人と話す仕事が好き」という本人の性格を発見
・営業職・カスタマーサポートなど複数の選択肢を提示
結果、未経験から法人営業職への挑戦を決意。
模擬面接や書類添削の支援を受け、約1カ月半で内定を獲得しました。
Iさんの感想
「“できるかどうか”より、“やってみたいか”が大事って気づかせてもらった。エージェントの人が背中を押してくれたおかげです。」
【case3】相談→方向転換「事務職志望→ITサポート職にシフト」
Sさん(22歳/第二新卒)
大学卒業後、短期間で退職。
「次は安定した事務職に…」と考えていたSさんは、エージェントに相談。
ところが、面談でヒアリングを受ける中で、
・PC操作が得意、学習意欲が高い
・一人で黙々と作業するより、人とのやり取りも好き
・「IT系って難しそう…」という思い込みに気づく
という変化が生まれ、最終的に未経験歓迎のITサポート職に挑戦することに。
研修制度が整った企業を紹介され、現在は現場で実務をこなしています。
Sさんの感想
「自分の可能性を“事務職だけ”に限定してたことに気づけた。転職って、自分の見方を変える機会にもなるんだなと思いました。」
どのエピソードも、「話してみたからこそ気づけたこと」が大きな転機になっています。
転職するかどうかは関係なく、エージェントとの対話を通じて、自分自身の輪郭がはっきりしていくのです。
「どの転職エージェントを選べばいいのか分からない…」という方は、こちらの記事でおすすめのサービスを比較してチェックしてみてください。
フリーター向け転職エージェントおすすめ10選!選び方や比較ポイントも解説
9. まとめ|未経験20代は「相談すること」からキャリアが動き出す
「まだ転職するか決めてないのに、相談してもいいのかな?」
「自信がないから、誰かに見せるのも恥ずかしい…」
そんなふうに、モヤモヤした思いを“ひとりで抱え込んでいる”20代の方は、意外と多いものです。
転職エージェントにはさまざまな使い方がありますが、「相談だけしてみたい」「まずは情報収集から始めたい」という方にも、非常におすすめのサービスです。
だからこそ今――。
転職するかどうか迷っている段階でも構いません。
プロの転職アドバイザーに、まずは話してみることを心からおすすめします。
“ポテンシャル採用”のチャンスは、今この瞬間にも動いている
現在、多くの企業が20代の未経験者を積極的に採用しようと動いています。
「経験よりも、これからの成長に期待したい」という**“ポテンシャル採用”の波**は、まさに今がチャンスです。
でも、その波にうまく乗るには、自分の強みや希望をきちんと整理し、
それを「伝わる形」にしてくれるプロの力が必要です。
転職エージェントは、あなたが今すでに持っている経験や人柄の中から、採用側に響く“素材”を見つけてくれます。
自分では「大したことない」と思っていたアルバイト経験や、日常のちょっとした頑張りが、
実は企業にとって価値あるアピールポイントになることもあるのです。
「転職する・しない」は、話してから決めればいい
転職エージェントに相談したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。
むしろ、「話してみた結果、今は動かない方がいい」と気づけた人もたくさんいます。
・「気持ちが整理できたことで、今の職場でもう少し頑張ろうと思えた」
・「転職を前提に、自分に足りないスキルが何か分かった」
・「今は準備期間にして、半年後の転職に向けて動くと決められた」
どんな結論になったとしても、“誰かに相談する”という行動そのものが、キャリアを前に進めるきっかけになるのです。
自分のペースで動きたい人こそ、エージェントが味方になる理由
「強引に転職をすすめられたらどうしよう…」
「無理に応募させられたら嫌だな…」
そんな不安を感じている方もいるかもしれませんが、信頼できるエージェントは違います。
あなたの気持ちや状況を尊重しながら、“自分のペースで進められるよう”サポートしてくれるのが、プロのキャリアアドバイザーです。
たとえば「今すぐには動けないけど、将来のために情報だけ知っておきたい」でもOK。
「何がやりたいか分からないから、話を聞いてほしい」でもOK。
あなたがどんな状態でも、否定せず・押しつけずに、じっくり話を聞いてくれる存在がいるというのは、思っている以上に心強いものです。
だからこそ、転職エージェントは「はっきり転職する」と決めていない未経験20代にもおすすめ。
自分のペースで情報収集しながら、納得の選択ができるサポートを受けられます。
転職エージェントに相談して“話してよかった”と感じた20代の声
ここまで読んで、「ちょっと相談してみようかな」と思えたあなたへ。
最後にお伝えしたいのは、転職する・しないにかかわらず、「話してよかった」と感じる人が本当に多いということです。
・「自分ひとりでは気づけなかった視点をもらえた」
・「不安だった気持ちが、少し前向きになった」
・「誰にも言えなかった悩みを、やっと言葉にできた」
こんな声が、実際に「若手転職のススメ」を利用された方からたくさん届いています。
あなたも、自分の可能性を信じて、まずは一歩踏み出してみませんか?
若手転職のススメとは?
**「若手転職のススメ」**は、
第二新卒・未経験から転職を目指す20代の方を専門に支援する
転職エージェントサービスです。
・「社会人経験が浅くて不安…」
・「未経験からでもチャレンジできる仕事を探したい」
・「自分に合った職場で、長く働きたい」
そんな悩みを持つ20代に寄り添い、専任アドバイザーが無料でサポートします。
企業選びだけでなく、自己分析・書類添削・面接対策まで一貫してフォロー。
未経験OKの求人を多数取り扱っており、
「やりたいことはあるけど、何から始めればいいかわからない」
という方にもピッタリです。
「20代だからこそ、未経験からの転職は成功できる」
それが、若手転職のススメのサポートスタンスです。
まずは気軽に、あなたの“これから”について話してみませんか?
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執筆者プロフィール

中山 太雅
株式会社リオルサ キャリアアドバイザー
外食チェーンの人事採用経験を活かし、2022年から株式会社リオルサでキャリアアドバイザーとして転職支援に従事。年間約500名の求職者と面談し、転職サポートを行っています。
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